2008年7月4日金曜日

熱中症に注意しましょう!

今日、梅雨明けしましたね。
夏、熱中症による死亡事故が毎年どこかで起こっています。みなさんは、「最も熱中症死亡事故が多いスポーツが野球」というのはご存知でしたか?夏本番を迎える前に、今一度熱中症対策について勉強しておきましょう!


《熱中症の分類》

●熱失神:
暑さによって皮膚の血管が広がるために血圧が低下し、脳の血流が減少して失神(数秒間)やめまいが起こります。顔面蒼白になり冷や汗が出ます。体温の上昇はありません。「日射病」と呼ばれることもあります。高温環境下での運動中、あるいは運動後に起こります。

●熱けいれん:
大量に汗をかいた時に水だけしか補給しないと、血液の塩分濃度が低下し、手足や腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。血圧や体温は正常で、意識障害もありません。

●熱疲労:
大量の発汗により脱水、塩分喪失を起こし、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気等が起こります。血圧は低下し、脈拍は速くなります。体温は38~40度に上昇します。

●熱射病:
体温の上昇(41度以上)によって中枢神経が障害され、意識状態が低下します。高度な脱水のために汗も出なくなり、体温の調節ができません。皮膚は乾燥し、紅潮します。様々な臓器がダメージを受け、死亡することもあります。


《熱中症を予防するには》

●衣類の工夫:
熱を放散し汗が蒸発しやすいように、通気性・吸湿性の良い衣類を着るようにします。
●水分と塩分の補給:
「のどが渇いた」と感じた時点で、既に脱水を起こしかけているので、渇きを感じる前に意識して水分をとるようにします。三度の食事がしっかりとれていれば、通常の日常生活での水分補給は水やお茶でかまいませんが、スポーツ等でたくさん汗をかく時は、汗で失われた塩分の補給と、体内での水分の吸収を良くするために0.1~0.2%程度の食塩と5%程度の糖分を含む飲み物(スポーツドリンク等)
 が良いでしょう。0.1~0.2%の食塩は、ナトリウム量に換算すると100ml中40~80mgになります。昼食時に飲み物とともに塩気のあるおかずを食べる等、工夫しましょう。
●休憩・休息:
以前は「運動中に水分をとると疲れやすい」「根性をつける」等と言って炎天下休憩せずに何時間もトレーニングを続けるということがありましたが、このようなことは絶対にやめましょう。運動時や肉体労働時は15~30分おきに水分補給のための休憩が必要です。


《熱中症かなと思ったら》

●めまい、頭痛、気分が悪い等の症状が出たら、早めに涼しい場所で休み、十分に水分をとります。
●熱けいれんを起こしたら、涼しい場所に移動し塩分を含む水分をとります。水と一緒に塩をなめる、塩気のある食べ物とお茶等でもかまいません。
●高熱があり意識がはっきりしていなかったら、すぐに受診が必要です。車で運ぶ間や救急車を待つ間も身体を冷やし続けます。首や腋の下、足の付け根等、太い血管が通っている部位を冷やすと効果的です。屋外で冷やすものがない場合は、身体に水をかけ、あおいで風を当て、気化熱で冷やすようにします。既に体温調節ができない状態なので、急いで冷やさないとどんどん体温が上がり、身体の細胞が壊れてしまいます。気道に入る恐れがあるので、意識がはっきりしていない場合は水を飲ませてはいけません。


安全対策をしっかりしてこそ、いいチームと言えるんよ。気ーつけてくださいね。
→ 青い部分をクリックすると内容が見れます。